頭頸部がん専門医申請資格条件
受験者は、暫定指導医の資格または以下の定める資格および経験が必要です。
詳しくは頭頸部がん専門医制度規則
および頭頸部がん専門医制度施行細則
をご覧ください。
I.免許・専門医等
- 日本国の医師免許を有すること。
- 日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医であること。
- 申請時において、引き続き3年以上本学会正会員であること。
- 耳鼻咽喉科専門医取得後3年以上の、耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の臨床経験があること。
- 指導医が常勤する施設において通算5年以上、頭頸部がんの臨床経験を有すること.このうち2年以上は本会が認定する研修施設において研修を受けていることが必要です.指定修練施設は複数に及んでも構いません。
注:移行措置として、2015年度までの間、2名以上の指導医または暫定指導医の推薦があり、過去の研修内容が研修カリキュラム
相当以上である場合、新たな研修は免除されます。
II.臨床経験
- 指導医の下に、頭頸部がん(唾液腺・甲状腺がんを含む)100例以上の入院治療(手術、放射線治療、化学療法などを含む)を担当していること。
- 指導医の下に、研修カリキュラム
に定められたB・C項目の手術を、術者として50件以上経験していること。
例えば、舌癌T2N2cM0に対する手術(舌半切・両側頸部郭清・右大胸筋皮弁による再建)において、もし全ての術式を術者として行ったとすると、それぞれの術式を独立として1件とみなし、可動部舌半切×1、頸部郭清術×2、有茎皮弁の作成×1、有茎皮弁による再建×1の、合計5件とカウントしてください。
(ただしDP皮弁の場合は作成と再建を全て術者として行った場合のみ合計1件としてカウントしてください。)
- 指導医の下に、頸部郭清術を助手として20側以上、術者として20側以上経験していること。
ただし、移行措置を利用して申請する者は、助手としての経験が20側に満たない場合でも、術者として行った症例を合わせて40側以上であれば同様に扱う。
研修カリキュラム抜粋
5.手術 個別目標 H.以下の手術を指導医の下で術者として行える。
- A項目(研修1年目の目標)
- 舌部分切除術、顎下腺摘出術、耳下腺浅葉切除術、甲状腺葉切除術
- B項目(研修2年目の目標)
- 喉頭全摘出術、下咽頭・喉頭全摘出術、耳下腺全摘出術、甲状腺全摘出術、上顎部分切除術、頸部郭清術、副咽頭間隙腫瘍切除術、有茎皮弁作成術
- C項目(研修3年目の目標)
- 口腔進行癌切除術、中咽頭進行癌切除術、喉頭部分切除術、上顎全摘術、下顎区域切除術、有茎皮弁による頭頸部再建術
III.学術活動
- 過去5年間に、頭頸部がんの臨床に関する研究発表(筆頭演者)2件および論文1件(筆頭著者)の業績を有すること。
認定基準は以下の通りとする
- 研究発表
頭頸部がんの臨床に関連した研究発表
対象学会:
日本頭頸部外科学会、日本頭頸部癌学会、日本癌治療学会、
日本耳鼻咽喉科学会学術講演会、日本気管食道科学会、日本癌学会、
日本臨床腫瘍学会、耳鼻咽喉科臨床学会、日本耳科学会、日本鼻科学会、
日本口腔・咽頭科学会、日本喉頭科学会、日本小児耳鼻咽喉科学会、
日本甲状腺外科学会、日本嚥下医学会、日本頭蓋底外科学会
International Conference on Head and Neck Cancer
International Federation of Oto-Rhino-Laryngological Society (IFOS)
International Federation of Head and Neck Oncologic Societies (IFHNOS)
Asian Society of Head and Neck Oncology (ASHNO)
American Head and Neck Society (AHNS)
American Academy of Otolaryngology-Head and Neck Surgery (AAO-HNS)
American Association for Cancer Research (AACR)
American Society of Clinical Oncology (ASCO)
- 論文発表
頭頸部がんの臨床に関連した論文
対象雑誌: 査読のある学会誌・大学雑誌・英文誌
および次の商業誌:耳鼻咽喉・頭頸部外科、JOHNS、ENTONI
*その他の雑誌・書籍については申請後に資格審査委員会で審査する
- 過去5年間に次の学術集会・講習会に5回以上参加していること。うち2回は本学会学術講演会に参加していること。
- (1)日本頭頸部外科学会学術講演会
- (2)日本耳鼻咽喉科学会学術講演会または日本耳鼻咽喉科学会専門医講習会
- (3)日本頭頸部癌学会学術講演会
- 注:参加実績の確認は、
- (1)日本耳鼻咽喉科学会専門医制度による学会参加記録のコピー
- (2)学会参加証のコピー
- (3)演題抄録のコピー(筆頭演者に限る) で行います。
注:移行措置での申請は、学術集会・講習会の参加に関しては必須ではありません。
- 過去5年間に本会が定めた教育セミナーを3回以上受講していること。
- (1)日本頭頸部外科学会主催医療安全・医療倫理セミナー(2時間)
必須(5年間に1回以上出席すること) 日本頭頸部外科学会学術講演会・総会にて実施 受講証明書発行
移行措置として2012年まで頭頸部がん専門医試験当日にも実施予定
- (2)日本頭頸部外科学会主催教育セミナー(4〜6時間)
- 必須(5年間に1回以上受講すること)
- (3)関連学会等主催の教育セミナー
- 1)頭頸部癌学会主催教育セミナー:(受講証書のコピーを提出)
- 2)日本癌治療学会教育セミナー:(受講証書のコピーを提出)
- 3)日本がん治療認定医機構教育セミナー:(受講票のコピーを提出)
注:移行措置での申請は、(2)と(3)は必須ではありませんが、(1)日本頭頸部外科学会主催医療
安全・医療倫理セミナー(2時間)だけは必須です。
お問い合わせ
お問い合わせは原則として、事務局までメールでお願いいたします。
E-mail: hns-service@onebridge.co.jp